お遍路

四国のおもてなし

四国に存在するお遍路さんに対するお接待の心温まるおもてなしエピソード。

四国遍路の素晴らしさを伝える縁の下の力持ち

お遍路さんが気兼ねなくトイレを借りたりできる「おもてなしステーション」が設置されているのをご存じだろうか。携帯電話のショップでは充電やインターネットの閲覧までできるこのステーションの設置を進めているのが「NPO法人 遍路とおもてなしのネットワーク」。四国を世界にアピールできる最高の文化である遍路。おもてなし文化の活性化させていこうという趣旨の元に設立されたNPO法人だ。






事務局長さんも実際にお遍路さんを自宅に泊めて話をうかがい、活動の参考にされたという。アイデアを絵に描いた餅で終わらせず実際に形にできる、これは最前線で企業を動かするメンバーが多く参加しているこのNPOの強みだ。

さらに未来へ伝える「親子歩き遍路体験」の開催、実のなる「接待木」の植樹など様々な新しい活動も。






世界遺産に登録されているスペインのサンティアゴ巡礼路を実際に完歩し、経由地モリナセカでは石柱の設置や四国遍路の展示を実現し、PR活動も積極的に行っている。夢は四国遍路の世界遺産登録!

名称 NPO法人 遍路とおもてなしのネットワーク
事務局 香川県高松市高松町2306-3 イーグルビル3F
TEL 087-843-4445
URL http://www.omotenashi88.net/

お遍路とは

ヘンロ小屋はボランティアからのおもてなし

1400kmにもなる歩き遍路道。その道沿いに建築家・歌一洋さんが設計したヘンロ小屋が現在30棟建っている。休憩したり、仮眠するのに利用されている。 “四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト”は全部で89棟の小屋を建てるというもの。「土地の風景になじみ、かつ風景のひとつのポイントになるデザイン」でと設計しているという。

ヘンロ小屋の原動力

歌さんが、なぜヘンロ小屋を造ることになったのか?歌さんの子ども時代、「家に来るお遍路さんにお米をあげるなど、お接待をしていました。これは私の原風景のひとつであり、この行為がなければプロジェクトは存在しなかったでしょう」。自分自身30ヶ国以上を旅し、四国遍路が世界でも類い希な祈りのかたちだと感じたこともプロジェクトを推し進める原動力となった。

広がるネットワーク

建築するペースはあがってきているが、この壮大なプロジェクトが完成するまでまだ時間はかかるという。「人はライフワークだと言ってくれますが、そんな大仰なことではないと考えています」とゆったり構える。1300年続く遍路道の歴史に比べると10年など大したことではないかのように。 遍路道の途中で小屋を見つけたら立ち寄ってみよう。歌さんのお接待の心が感じられるはずだ。

名称 歌一洋建築研究所
URL http://uta.rgr.jp/

お遍路とは

じわ~っとリフレッシュ

吉野川市鴨島町にある温泉『鴨の湯』。この温泉は、11番札所藤井寺から12番札所焼山寺までの間にあり、疲労回復、筋肉痛などの効果があり、山々を眺めながら心身共にリフレッシュできる。温泉を満喫できる絶好のスポットとなっている。

先人の言葉から元気をもらう!

歩き遍路に限り通常450円の入浴料が360円になるなど、価格でも応援。
さらに、1泊限り無料で宿泊できる『いやしの舎』がある。たくさんの札が貼られ、机の上にあるノートにはここを訪れた人々の感謝の言葉を残している。

お遍路で生まれる仲間たち

取材当日も数人の歩き遍路がここで休憩をしていた。親しそうに談笑する3人。知り合いかと思いきや今出会ったばかりだという。今日はここで1泊して明日は難所の焼山寺に挑む。仲間が生まれる、それも遍路の醍醐味だ。
写真左から原島弘司さん(埼玉県)、平松武さん(兵庫県淡路島)、Maik(ドイツ)。 無事に結願できることを祈っています!

名称 市営鴨島温泉 鴨の湯
住所 島県吉野川市鴨島町飯尾415-1
TEL 0883-22-1962
営業時間 10:30〜21:30
休業日 毎週水曜、12/31〜1/1
料金 大人450円(70歳以上300円)
3歳以上小学生まで300円
※歩き遍路さんは360円

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